コミュニティソーシャルワーカーとは?
コミュニティソーシャルワーカーとは、福祉サービスを必要としている人を発見し、その人の自立に向けた個別支援を行いながら、その人と同様な問題を抱える人を把握・発見し、その人たちへの支援のネットワークの組織化を図り、それら福祉サービスを必要としている人を排除せず、地域に住む人の関係性を豊かに再構築するコミュニティづくりを一貫させるコミュニティソーシャルワーク機能を発揮する専門職のことを指します。
コミュニティソーシャルワーカー(CSW)の役割
地域において、生活上の課題を抱える人や家族を把握・発見し、地域住民や関係機関と連携して課題の解決に努めます。
一人ひとりの支援から見えてきた生活課題を地域の課題として捉え、地域の様々な関係機関とネットワークを組み、新たなサービスの開発を行うなど、支援体制を構築します。
何でも相談にのります!
・子どもから大人まで全世代対象の相談窓口です。
・福祉のことに限らず、暮らしの中での困りごとや不安なこと等のご相談をお受けします。
・地域住民や関係機関等と連携しながら解決に向けて支援します。
地域での活動をサポートします
・地域活動に参加する第一歩をサポートします。
・新たな活動の立ち上げをサポートします。
・活動や運営上の困りごと等のご相談をお受けします。
たとえばこんなことはありませんか?
・近所で一人暮らしをしている方を最近見かけない。
・生活に困っている。将来も不安だ。
・地域でなにかしたい。自分でできることはないか
・企業や団体として社会貢献をしたい。
「どこに相談に行ったらいいのかわからない」
「こんなこと相談しても良いのかな・・・」と悩んだときは、
まずはCSWにご相談ください!
相談したら全部CSWが解決してくれるの?
CSWだけで全てを解決することはできません!
さまざまな関係機関や地域住民のみなさんと連携して、課題解決に向けて取り組んでいます。
それでも解決が難しい課題があれば、解決方法をみなさんと一緒に考えます。
CSWは普段どこにいるの?
CSWは木更津市社福祉協議会にいます。 社協の職員がチームで応援します!
コミュニティソーシャルワーカー(CSW)活動の様子
社協CSWが相談にのります。
課題解決のために必要な機関やサービスにつなぎます。
地域づくりを支援します。
コミュニティーソーシャルワーカー(CSW)育成研修の様子
地域福祉活動を担う方々や、興味のある地域住民の方を対象に「地域福祉の担い手養成講座」を定期的に開催しています
誰もが安心して生活できるために
地域住民が抱える課題が複雑化・複合化しており、子ども・障がい・高齢・生活困窮といった分野別の支援体制では、複雑・複合的な課題や制度の狭間のニーズへの対応が困難になっています。
令和4年度より木更津市から受託した重層的支援体制整備事業は、市町村全体の支援機関・地域の関係者が断らず受け止め、つながり続ける支援体制を構築することをコンセプトに「属性を問わない相談支援」「参加支援」「地域づくりに向けた支援」の3つの支援を一体的に実施することを必須にしています。
多機関協働事業のしくみ
相談事案の状況に応じて、以下の会議で「支援機関間の役割分担」や「支援の方向性の検討」などを行います。
■千葉県社協が発行している広報誌「福祉ちば」で木更津市の重層的支援体制整備事業を紹介していただきました